友人の手

2008年03月26日

久しぶりに中、高校時代からの友人ふたりと会いました。

ふたり共、もう二児のお母さんです。

独身で働いている私とお母さんになっているふたりですが、

懐かしい話やら近況を語り合って、

あっという間の充実した楽しい時間が過ぎました。


友人のひとりが私の手を見て言いました。

「ネイルサロンでジェルつけているの?」

私は「私は自分でマニキュアを塗っているだけだよ」と答えました。

友人ふたり共が「きれいやなぁ。私らと全然違うわ」と呟きました。

私はさりげなくふたりの手を見つめました。

ふたりとも、飾り気のない短く切られた爪の指をしていました。

私はその手にものすごい憧れを抱きました。

友人達は、この指で子供達のお弁当を作り、

掃除し、夜にはまた、夕食を作る。

そして、台所で洗い物をして、洗濯をする。

きれいなマニキュアの長い爪は、

多分家事では邪魔になり、清潔感にも欠けるでしょう。

その手は愛に満ちた素晴らしい手でした。


友人は言ってくれました。

「やっぱり仕事しているとお客様に対しても

きれいな方がいいものね。大事なことだね」と
 
 
 
私はお客様への身だしなみとしてマニキュアを塗る。

友人達は愛する家族のために飾り気のない手で家事にいそしむ。

手は時に人生を表現するのかも知れません。
 
 
 
 
 
       

投稿者:亜門 日時:2008年03月26日 09:30

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